9月13日は100日忌だった。この頃墓地の選定で躍起だった。都営の墓地には応募してあったが、大体競争倍率は8~9倍ということで諦めていた。従って民間の墓地を見て回っていた。7、8箇所も見ただろうか。どれも何がしかの欠点があって思い悩んでいた。そして家から最も近いところが意外に良い雰囲気でここだなぁ、と内心決めて掛かっていた。ところがふたを開けてみると都営の墓地が抽選で当たってしまったのである。そして行ってみると、これが中々良い雰囲気なので参ってしまった。元々、当たったとしても交通の便があまり良くないし、家から遠いのが難点と考えていたので中の雰囲気を知らなかったのである。これは迂闊だった。そこまで見届けて決めておけば間際で悩まなくてすんだものなのに。3日悩んで結局初心の決定の通り家からの近さを採って都営の墓地は棄権した。いろんなことが落着して落ち着いてきたような気がしたのがこの100日忌を過ぎたあたりからだった。